肩こりにもフタワソニック

パソコンやスマホの使用で肩や目が疲れている人

「なんだか首がまわりにくそうですね」
記者が首のつけ根を揉みほぐすのを目ざとく見つけ、ツヅキさんが言った。

――借金もあるんですが……最近いくら睡眠をとっても肩と首がこっちゃって……。

肩こりの原因の8割は、目の疲れから来ると言われてます」

――そうなんですか。

思い当たるものがあった。このところ、〆切りが続いて、夜遅くまでパソコンとにらめっこしていたのである。
「スマホなどの画面を見つめて執筆作業を続けていると、ブルーライトなどの悪影響もありますし、同じ姿勢をとることで、からだが固まってしまいます。目の疲れは首から下に降りてくるんです」

――下に?

「目が疲れると、誰かに言われるでもなく、自然と目の周りを指で押したりします。これがステージ1。肩こりはステージ2。その後、偏頭痛、吐き気とすすんでいきます」

――たかが眼精疲労じゃない。

「そうなんです。目と脳は直結してますからね。目の疲れは、脳の疲れ。脳が疲れると、血行やリンパの流れが悪くなります」

――たしかに睡眠不足で、脳がはたらいていなかったですね。

「じつは、フタワソニックは目だけじゃなく、肩こりも楽にしてくれるんです。よくお客様から目に当てたあとに、パンパンに張った肩や首に当ててみたら、こりが取れましたという喜びのお電話をいただくんです。友人のドクターは腰や胃の調子が悪いときにも直に当ててます」

――え?ほかの部位に当てても大丈夫なんですか?

「もちろんです(笑)。人間のからだで一番デリケートで、しかも外界と接している精密部位は目なんです。その目のための専用機械がフタワソニックなので、ほかの部位に対して害があることは一切ありません。ものすごく弱い超音波なので、ぬるま湯に浸かるような感じですから」

――肩こりの場合、どこに当てればいいですか?

「まずはこっているところに直に当ててみてください。肩井という首のつけ根と肩先を結ぶ線の中央にあるツボ等もいいです。超音波が血液やリンパ液の渋滞解消をしてくれるんです」

――自分の手で揉めないところに当てるのは、イイですね。

「フタワソニックは超音波による『現代の手当て』ですから」
ツヅキさんはそう言って笑うのだった。(ツヅキさんのお話は次号も続きます)