
「十月十日は、目の愛護デーって、ご存知ですか?」
開口一番、ツヅキさんが言う。
――え?まったく知りませんでした……。
「十は一〇でしょ?一〇一〇が横に並ぶと、ほら、眉と目じゃないですか」
優しくウインクした。
「で、今日は『目は、じつは脳の一部』というお話をしましょうね」
フタワソニックは、超音波で視力が回復する医療機器。一日10分間、まぶたの上から超音波をあてることで、近眼や老眼、つかれ眼の解消等に使われている。
「フタワソニックって、たとえてみれば『目の温泉』です。超音波で目のまわりの血行をよくして、目をリラックスさせるんです」パソコンやスマートフォンが普及して、テレビは大画面になり、目は至近距離から光の攻撃を受けることが多くなった。

「その結果、慢性的な眼精疲労ドライアイ、視力低下に悩まされてます。目は、ほんと、疲れ切っているんです。眠っているとき以外、ずっと働き続けですからね」
目は6つの外眼筋等によって精密に動いているが、使い続けることで、その筋肉がコリコリになっているそうだ。
「肩こりも血行がわるくておこるでしょう?それと同じ。働きすぎの目の筋肉をほぐしてあげることが大切。超音波がその役目を果たしてくれるんです。そうすることで、視力も脳の働きもよくなっていきます」
――脳も?
「そうです。モノを見ているのは、目じゃなくて脳なんですよ。左右ふたつの目で別々のアングルから見た映像を、脳で構成して見ています。ですから、わたしは、目は脳の一部だと言ってます。目の疲れは、脳の疲れです」

――ということは、超音波で目のマッサージをすると、それは脳につながる……?
「まさにその通り。脳は目の衰を補完してくれますし、逆に、目の異常は脳に対して悪影響を及ぼします。目の筋肉をほぐすことで、脳の緊張もやわらいで、リラックスできます。よく眠れるようになって、肩こりも楽になる。自律神経を調整し、からだと心のバランスも取ってくれるんです」
――超音波って副作用はないんですか?
「まったくありません。だから安心して使えます。まさに、暮らしのなかのフタワソニックなんです」
(ツヅキさんの話はまだまだ続のでした)