ものが二重に見えるサギングアイ症候群とは
NHKのテレビ番組「ためしてガッテン」が終了しました。毎週楽しみにしていただけに残念な思いです。長寿番組のラストは、これから増えると思われる新しい目の病気「サギングアイ症候群」についてでした。
目のぼやけの中でも、ものが二重に見えるという特徴を持つ病気で、車を運転中、前を走る1台の車が2台に見えたり、車道のセンターラインが2本に見えたりするため、日常生活においても支障をきたす可能性があります。
原因は、眼球のまわりにあるコラーゲンが減少してしまうこと。眼球の筋肉を固定して、左右の目をつねに適切な向きに保っていると言われるこのコラーゲンが加齢などによって減少し、左右それぞれで見ている映像にずれが生じ、ものが二重に見えてしまうのです。
斜視の一種で眼科医の中でも1年ほど前に周知されたばかりですが、年間14万人以上が発症するとも言われる誰もがなりうる病気のようです。
スマホ斜視、スマホネックが激増している
最近は、過剰なスクリーンタイムの視生活によって「スマホ斜視」「スマホ老眼」「スマホネック」といった病状が激増し、海外でも社会問題になりつつあります。WHO(世界保健機関)も、スマホ依存症(スマホ症候群)のことを「ゲーム障害」と国際疾病分類に追加しました。
コロナ禍でここ数年「液晶画面を直視」する視生活の環境になり、近距離(読書時30㎝、スマホ時20㎝)で長時間見続けるという「目」にとっては過酷な環境下におかれています。
人はものを見るとき、目で見ているようで、実は「脳」との共同作業で見ています。脳には補完作用があって通常、両方の目から入った情報を一つの画像として見ていますが、たとえ片方の情報しか入らない場合でも、不十分な情報を補って見ることができるのです。
超音波治療器フタワソニックで疲れた目をマイクロマッサージ
目の疲れは、脳の疲れでもあり、読書中に同じところを二度読んだり、行を飛ばしたりが多くなります。これは目や脳がかなり疲れていますよというサインと受け止めましょう。
健康の秘訣に「快食、快便、快眠」がありますが、疲れた体を「湯治」で癒すように目にも癒しが必要です。
超音波治療器フタワソニックはマイクロマッサージ(お風呂効果)で目を細胞ごとにほぐします。その後軽く目のストレッチ(人によってはリハビリ運動)プラス6S(睡眠・姿勢・照明・食生活・スポーツ・ストレス)の相乗効果により目の元気を取り戻し、目も脳もすっきり爽やかな健康状態が甦ってきます。