2050年には世界の人口4人に1人が難聴
世界保健機関(WHO)は、2050年には、世界で約25億人(4人に1人)が難聴を抱えて生活すると予測しています。
聞こえにくさに悩む人が増えている今、知っておくことがあると季刊情報誌「mina kukka(ミナ・クッカ)」Vol.17で慶應義塾大学名誉教授の小川郁先生が特集されています。
記事によると―—耳鳴りは難聴のシグナル…昔は、高音域、中音域、低音域に分けられましたが、加齢性難聴は高音域から聞こえにくくなり、聞こえない高音域を補おうと、脳ががんばりすぎると「キーン」という耳鳴りがするようになり、9割が難聴を併発しているようです。
脳は休むことなく届く音の刺激によって働いていますが、加齢性難聴が進行すると脳は気が付かないうちに刺激の少ない状態に慣れてしまい「難聴の脳」になってしまいます――。
「加齢性難聴」の特集記事を読んだ時に、「目」以外に「耳」も「脳」が影響していると再認識しました。

物が見えるのは目と脳の共同作業
目から入った光や情報は網膜に集まり、視神経を通って脳へ伝達され「目」と「脳」の共同作業で物を見ています。
網膜は薄い膜状の組織で眼底と呼ばれる眼球の内側をぐるりと覆っており、その表面には1億以上の「視細胞」があります。視細胞は杵体と錐体」という2種類で構成されていて、カメラのフィルムのような役割を果たして、色を鮮明に見ることができます。最近のテレビに例えると4K、8Kのように高画像な映像で見ることができるのです。

世界の近視人口は2050年には50億人に
オーストラリアのブライアン・ホールデン視覚研究所によると、世界の近視人口は2050年には50億人にまで膨らみ、そのうち9億3800万人が失明を引き起こしかねない強度近視になるとまで予測しています。
日本ではいまだに大半の方が「近視は遺伝するもの」と思っているようですが、先天的な遺伝性の近視はわずか5%未満にしかすぎません。多くは後天的な要因によるものです。
目を酷使しやすい環境やストレスは目の健康には大敵。気分転換を図って解消させましょう。
